ごあいさつ

月経不順の仕組みについて~月経不順の相談は婦人科へ~

月経は女性にとって妊娠・出産に関わる大切な身体の働きです。しかし、「月経ってどうして起こるの?」と尋ねられると、はっきり答えられる女性は少ないかもしれません。そこで、月経の仕組みや月経不順の原因、そこから見えてくる病気のサインについてご説明します。

月経の仕組み

【奈良の婦人科】月経の仕組み

月経は、妊娠しなかった時に不要になった子宮内膜を排出するために発生するものです。

女性は生まれた時に、卵巣に約200万個の原始卵胞を持っています。女性は妊娠・出産が可能な年齢になると、女性ホルモンの作用によって原始卵胞は成熟した卵胞となります。そして、一定の周期で「黄体形成ホルモン」が卵胞を刺激し、刺激された卵胞は卵巣から排出されます。これが「排卵」です。

また、子宮では受精卵を着床しやすくするために子宮内膜が厚くなります。受精卵が着床しない場合には、新しい内膜をつくるために古い内膜がこわされ、溶けて血液とともに体外へ排出されていきます。この一連の流れが、毎月繰り返される月経です。

月経不順の原因

【奈良の婦人科】婦人科で月経不順の悩みを相談しているイメージ

婦人科で診る月経不順の原因で多いのが、ホルモンバランスの乱れです。

月経は「卵胞ホルモン」「黄体ホルモン」など、ホルモンの作用によって行われています。ホルモンの分泌には、脳の視床下部、脳下垂体、卵巣の3器官が関係しており、そのうちの1つにトラブルが発生すると、ホルモンバランスが乱れて月経不順が起こってしまうのです。

ホルモンバランスを乱す原因には、不規則な生活が挙げられます。不規則な生活を送っていると睡眠不足になったり、必要な栄養が摂取できなくなったりします。その結果、ストレスや疲れがたまりやすくなります。

このストレスや疲れが、ホルモンバランスを司る神経に影響を与えることで、ホルモンが正常に分泌しなくなってしまうのです。

月経不順に悩んだ時には、まず規則正しい生活を取り戻すことが大切です。

月経不順に潜む病気のサイン

月経不順の背景には次のような病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。

  • 甲状腺異常
  • 子宮内膜症または子宮腺筋症
  • 子宮筋腫または子宮ポリープ
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 子宮(子宮内膜)がん

月経不順が疑われる場合には、奈良にある婦人科・産科、女性内科の洋子レディースクリニックへご相談ください。学園前駅南口よりアクセスする際は、奈良交通バス(21、26系統)、学園大和町2丁目のバス停を下車してすぐの場所です。

洋子レディースクリニックは奈良で女性のためのクリニックとして、幼児から高齢の方まで、様々なお悩み・相談にお応えいたします。女医が対応しますので、恥ずかしくてなかなか話しづらい悩みも、お気軽にご相談いただけます。

女性特有の悩みと女性ホルモンの関係」のページでは、婦人科で対応可能な女性の身体に関する症状についてご紹介しています。奈良で婦人科の受診をお考えの方は、こちらも併せてご覧ください。

婦人科への受診をご希望の方は奈良の洋子レディースクリニックへ

クリニック名 洋子レディースクリニック
住所 〒631-0041 奈良県奈良市学園大和町3-40-2
電話番号 0742-51-1200
代表者 中川洋子
診療内容 婦人科・産科、内科(女性)
診療時間
8:30~14:00
診療受付(8:30~14:00)
定休日 日曜日
ホームページURL https://clinicadonna.com/
駐車場 当院と道を隔てた西側にございます。

【洋子レディースクリニック】の院長プロフィール

名前 中川洋子
出身地 滋賀県大津市生まれ
学歴

滋賀県立膳所高等学校卒業

近畿大学建築科卒業

(2級建築士の免許を修得)

奈良県立医科大学卒業

職歴

奈良県立医科大学附属病院

星ケ丘厚生年金病院

大阪府立羽曳野病院

奈良社会保険病院

高の原中央病院

洋子レディースクリニック