ごあいさつ

奈良の女医が伝える漢方の考え方と女性の悩み 婦人科検診・漢方薬相談はお気軽に

予防医学の観点から注目を集める漢方薬・生薬は、奈良では昔から生活の中で必需品となっていました。奈良の漢方薬の歴史はとても古く、飛鳥時代にはすでに薬草摘みが行われていたと「日本書紀」に記されているほど。

そんな漢方薬は、働く現代女性の不調改善を得意とする医療でもあります。こちらでは、奈良市で婦人科検診・漢方薬相談に対応する洋子レディースクリニックの女医が、漢方の考え方と代表的な女性の悩みについてまとめています。

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奈良の女医が伝える漢方の考え方とは?

色んな種類の漢方

奈良での歴史も古い漢方薬の根源となる漢方の考え方では、「気・血・水」と「五行」を重視しています。

漢方と「気・血・水」

漢方では、人の身体は「気・血・水」の3つで構成されると考えられています。気とは、気力・活力といった目には見えない生命活動エネルギーのことを意味し、血は全身に栄養を運ぶもの、水は食事から得られる身体をうるおすものを指します。

この「気・血・水」の循環で身体のバランスは保たれているので、どれかが多すぎても少なすぎてもいけません。

漢方と「五行」

漢方では、自分の身体を知る“物差し”として五行を大切にしています。五行とは、自然界の代表的な「木・火・土・金・水」5つの物質を用いた哲学のことです。漢方では人も自然界の一部だと考えているため、五行を人の身体に応用して5つの性質に分類したのが「五臓」という考え方です。五臓は身体を支える柱として「肝・心・脾・肺・腎」に分けられます。

五行をもとにした「五臓」

肝の柱 血液の貯蔵、自律神経系の調整、感情をコントロールする役割。
心の柱 精神活動、血の生成と拍動をコントロールする役割。
脾の柱 消化吸収、栄養と水分の運搬、筋肉の栄養バランスを調整する役割。
肺の柱 呼吸と水分循環のコントロール、免疫機能の調整をする役割。
腎の柱 生命力の貯蔵、成長発育・老化との関連、生命活動の統括維持をする役割。

漢方の考えでは「気・血・水」と同様に、五行をもとにした五臓がしっかり身体を支えることで、女性らしく健康的な状態を保てるとしています。漢方の考え方を参考に、身体のどこかにトラブルを抱えていないかを知ることが大切です。

奈良市にある洋子レディースクリニックでは、生活の中に漢方薬をとり入れる漢方療法の相談にも対応しています。また、婦人科検診を希望する方も女医・女性スタッフが一人ひとりの症状、悩みに寄り添いますので、女性特有の身体の悩みでお困りでしたら、お気軽に女医・女性スタッフにご相談ください。

代表的な女性の悩み

お腹を押さえる女性

生理不順

生理をコントロールするホルモンのバランスが乱れることで起こります。漢方の考えでは、血のめぐりが滞って起こる血の道症(ちのみちしょう)の一つとされ、これを改善することでよい方向へ向かうとされています。

冷え性

血のめぐりが滞ったり量が減ったり、身体を温める機能が弱くなることで起こります。漢方では「冷えは万病のもと」と考えられているため、気をチャージして血を増やすことで緩和するとされています。

更年期障害

女性の身体が大きく変動する更年期に、卵巣からの女性ホルモンの分泌が低下して起こります。主な症状は動悸・息切れ、手足の冷え、ほてり、生理の乱れなど。「気・血・水」を整えることで症状は和らいでいきます。

婦人科検診・漢方薬相談は女医・女性スタッフが対応するクリニックへ

奈良市で婦人科検診・漢方薬相談に対応する洋子レディースクリニックの女医として、漢方の考え方と代表的な女性の悩みを解説いたしました。奈良市で女医・女性スタッフが対応する婦人科をお探しでしたら、洋子レディースクリニックにお問い合わせください。

お子様からご高齢の方まで、すべての女性のために開かれた医療の提供を心がけています。漢方薬を用いた治療や、婦人科検診のご相談にも応じています。

奈良の婦人科・洋子レディースクリニック
ご予約の方法について

  1. 奈良市の婦人科・洋子レディースクリニックは予約制です。来院される方は、お電話ください。
  2. 不正出血や下腹痛など症状のある方は、お電話をいただいた日に受診していただけます。
  3. 診療終了後、次回受診日の予約をして帰っていただきます。

なお、予約診療は皆様の待ち時間短縮を目的としていますが、お一人おひとりに納得のいく治療を受けていただくため、予約どおりに診療が進行せず待ち時間が長くなってしまうことがあります。

どうかこの点ご理解をいただき、時間に余裕を持ってご来院くださいますようお願いいたします。

予約時の確認事項

  1. お名前・生年月日
  2. 診察券ID番号(初めて受診される方はいりません)
  3. 連絡先電話番号
  4. 受診理由

受診理由はできるだけ簡単にお話ください。

<例>

  • 「奈良市の乳ガン・子宮ガン検診」です。
  • 「特定検診」です。/li>
  • 「不正出血」があります。
  • 婦人科の「一般診療」です。

奈良で婦人科検診・漢方薬相談をするなら女医のいる洋子レディースクリニックまで

クリニック名 洋子レディースクリニック
住所 〒631-0041 奈良県奈良市学園大和町3丁目40−2
電話番号 0742-51-1200
代表者 中川洋子
診療内容 婦人科・産科、内科(女性)
診療時間
8:30~14:00
診療受付(8:30~14:00)
定休日 日曜日
ホームページURL https://clinicadonna.com/
駐車場 当院と道を隔てた西側にございます。

【洋子レディースクリニック】の院長プロフィール

名前 中川洋子
出身地 滋賀県大津市生まれ
学歴

滋賀県立膳所高等学校卒業

近畿大学建築科卒業

(2級建築士の免許を修得)

奈良県立医科大学卒業

職歴

奈良県立医科大学附属病院

星ケ丘厚生年金病院

大阪府立羽曳野病院

奈良社会保険病院

高の原中央病院

洋子レディースクリニック