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【奈良 レディースクリニック】乳がんのリスク・症状や乳がん検診の種類は?

 

【奈良 レディースクリニック】乳がんのリスクや主な症状とは?乳がん検診の種類や早期発見するためのコツも解説

乳がんは、日本で女性に最も多く発症するがんです。40代後半~60代後半に罹患のピークを迎えますが、30代などの若い世代にも発症例が増えています。しかし、乳がんは、早期発見できれば治癒できる可能性が高い病気です。そのため、レディースクリニックでの定期的な乳がん検診や日々の自己触診が欠かせません。こちらでは、乳がんのリスクや症状、乳がん検診の種類などについてご紹介いたします。奈良で乳がん検診などをご検討の際は、ぜひ参考にしていただければと思います。

乳がんのリスクと気になる症状

乳がんのリスクと気になる症状

乳がんのリスク要因

乳がんの発生には、女性ホルモンのエストロゲンが深くかかわっているとされます。

エストロゲンに関する要因

初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、出産経験がない、初産年齢が高い、授乳経験がないといった要因は、エストロゲンの分泌に影響を与え、乳がんのリスクを高めることがあります。

生活習慣と健康状態

生活習慣も乳がんのリスクに影響を与えます。特に、飲酒、閉経後の肥満、運動不足は、乳がんの発生リスクを高める可能性があります。また、糖尿病の既往歴もリスク要因の一つとされます。

家族歴・遺伝的要因

親や子どもなど、家族に乳がん患者がいると、リスクが高くなることが知られています。早期発見と早期治療のために、乳がん検診が重要です。

遺伝性乳がん

遺伝性乳がんは、BRCA1やBRCA2といった遺伝子の変異が原因となることがあります。ただし、これらの遺伝子に変異があっても、乳がんを発症するわけではありません。遺伝性乳がんのリスクが疑われる場合は、医療機関で遺伝カウンセリングや遺伝子検査を受けることをおすすめします。

乳がんの症状

乳がんを早期発見するにあたり、どのような症状があるのか、把握しておくことも大切です。代表的な症状には、次のようなものがあります。

しこり

乳房にしこりができるのは、乳がんの最も一般的な症状です。しこりは硬く、指で押してもあまり動きません。また、痛みを伴わないこともあります。自己触診などで、乳房の状態を定期的に確認することが大切です。

皮膚の変化

乳房の皮膚に赤みや腫れ、ひきつれ、くぼみが見られることがあります。また、オレンジの皮のような見た目になる場合もあります。

乳頭の変化

乳頭が陥没したり、血液が混じった分泌物が出たりすることがあります。

わきの下のリンパ節の腫れ

乳がんが進行すると、わきの下のリンパ節に転移し、腫れることがあります。

乳房の痛みや違和感

乳房に痛みや違和感が生じることがあります。ただし、乳がん以外の原因でも起こるため、これだけで判断することはできません。症状が続く場合は、レディースクリニックを受診しましょう。

乳がんは、早期の段階では自覚症状がないことも少なくありません。そのため、症状の有無にかかわらず、定期的な乳がん検診を受けることが大切です。

乳がん検診の種類と受診方法

乳がん検診の種類と受診方法

乳がん検診の種類と特徴

乳がん検診は種類ごとに特徴があります。目的に応じて適切な検査を受けることが大切です。主な乳がん検診の種類をご紹介いたします。

視触診

医師が目で乳房の皮膚の変化やくぼみを確認し、手で乳房やわきの下を触ってしこりの有無や大きさを調べます。単独で乳がんを見つけるのは難しいため、マンモグラフィや超音波検査と組み合わせて行うのが一般的です。

マンモグラフィ

マンモグラフィは、乳房専用のX線検査です。乳房を圧迫して撮影することで、小さな病変や石灰化を発見しやすくします。視触診ではわからない早期の乳がんを見つけるのに有効ですが、乳腺が発達していると病変が見えにくいことがあります。

超音波検査

超音波を使って乳房内の病変を画像化する検査です。乳腺の密度に影響を受けにくく、高濃度乳房の方にも適しています。放射線を使わないため、妊娠中でも受けることができます。しこりの良性・悪性の鑑別にも役立ちます。

MRI検査

磁場と電波を利用して、乳房の断層画像を撮影する検査です。病変の広がりや多発性の有無を詳しく調べるのに適しており、特に遺伝性乳がんのリスクが高い方や、他の検査では判別が難しいケースで用いられます。ただし、費用が比較的高額で、検査時間も長い傾向です。

それぞれの検査に特徴があるため、リスクや年齢に応じて適切な検診を受けることが重要です。

乳がん検診の流れ

乳がん検診は、早期発見・早期治療のために重要です。受診の流れを把握しておくと、スムーズに検査を受けることができます。

検診機関の選び方

乳がん検診は、レディースクリニック、乳腺外科、総合病院などで受けられます。近隣の医療機関を調べ、設備の充実度や検査内容を確認します。

予約

受診する医療機関が決まったら、予約します。検診内容、費用、必要な持ち物を事前に確認しておきましょう。マンモグラフィは生理中だと乳腺が張って痛みを感じやすくなるため、予約時に適したタイミングを相談するとよいでしょう。

検診当日

問診票を記入し、医師による視触診、マンモグラフィ、超音波検査などを行います。検査着に着替える必要があるため、脱ぎ着しやすい服装で行くのがおすすめです。検査時間の目安は30分~1時間程度です。

結果説明と精密検査

検査結果は後日通知されます。もし精密検査が必要と判断された場合、追加で細胞診や組織診などの検査が行われます。

乳がん検診の費用は、医療機関や自治体によって異なります。自治体によっては補助金や割引制度が利用できるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

乳がんの早期発見のためにできること

乳がんを早期に発見し、早期治療につなげるためには、日常的にできる予防やチェックが大切です。少しの意識の変化で、健康を守ることができます。

定期的に乳がん検診を受ける

1~2年に1回、マンモグラフィ検査や超音波検査を受けましょう。

自己触診

入浴時や着替えの際に鏡で乳房の形や大きさ、皮膚の状態を確認し、指の腹を使って乳房全体をやさしく触診します。しこりや皮膚のひきつれ、乳頭からの分泌物など、普段と違う変化を感じた場合は、医師にご相談ください。

生活習慣の改善

バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙など、健康的な生活習慣を心がけることで、乳がんのリスクを低減できます。また、適正体重の維持も大切です。健康的な生活が全身の健康維持にもつながります。

自分自身の健康を守るために、できることから始めてみませんか。

奈良で女性特有の症状に関するご相談なら洋子レディースクリニックへ

奈良でレディースクリニックを受診したいとお考えの際は、洋子レディースクリニックをご利用ください。お子様からご高齢の方まで、すべての女性に開かれた医療を提供しております。婦人科検診や女性特有の不調、妊娠や出産に関することなど、さまざまなご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。

乳がんケアのご相談なら洋子レディースクリニックをご検討ください

クリニック名 洋子レディースクリニック
住所 〒631-0041 奈良県奈良市学園大和町3丁目40−2
電話番号 0742-51-1200
代表者 中川洋子
診療内容 婦人科・産科、内科(女性)
診療時間
8:00~14:00
診療受付(8:00~14:00)
定休日 日曜日
ホームページURL https://clinicadonna.com/
駐車場 当院と道を隔てた東側にございます。

奈良の婦人科【洋子レディースクリニック】の院長プロフィール

名前 中川洋子
出身地 滋賀県大津市生まれ
学歴

滋賀県立膳所高等学校卒業

近畿大学建築科卒業

(2級建築士の免許を修得)

奈良県立医科大学卒業

職歴

奈良県立医科大学附属病院

星ケ丘厚生年金病院

大阪府立羽曳野病院

奈良社会保険病院

高の原中央病院

洋子レディースクリニック